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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「弁慶外伝~沙の章」について語りたいと思います。
「弁慶外伝~沙の章」は1993年にサンソフトから発売されたRPGです。

鎌倉時代の日本を舞台に、妖魔に魂を売ったフビライ・ハン率いる妖魔蒙古軍から、日本を守るというお話です。

ゲームテンポと素朴なキャラクター、壮大なストーリーがウリです。
あれだけ時代設定が絞られたゲームであるのに、中盤で、舞台が日本から中国に移り変わるというのは、余程の説得力がなければできません。
サンソフトは「へべれけ」や「上海」等のゲームも有名ですが、こういった歴史RPGもそつなくこなす安定感のあるメーカーと言えます。

このゲームの序盤の目的は、タイトルにもなっている「武蔵坊弁慶」を復活させることにあります。
弁慶は「伝説の戦鬼」と称されており、蒙古軍を倒すには弁慶の助力が必須とされているためです。
しかし、苦難の末に弁慶を仲間にした時、誰もが違和感を覚えた事と思います。

弁慶が戦闘になっても戦わないのです。
実はこの弁慶 サブキャラクターの様なもので、3ターンに1回位しか攻撃しません。
たまに攻撃しても、ダメージがメインキャラクターの半分以下です。
ほとんど使えません。
それなのに、ステータス画面で弁慶の顔を確認すると、誇らし気な表情に にやついた口元をしています。
ちょっとニヒルです。

その後、弁慶は酒場で酔って客と喧嘩する(しかも、いい勝負)等、キャラ設定もよく分からなくなっていきます。

後半で「白蓮」という少年がサブキャラクターとして仲間になるのですが、30分もレベルを上げると、弁慶を越えてしまいます。

そして、最終的に弁慶は、エンディングで主人公をかばって死んでしまうのです。ギャグキャラなのに。


弁慶のくだりが長くなりましたが、これは批判的な意味ではなく、壮大なストーリーに弁慶のキャラクターが加わって、このゲームは深みを増している、ということを伝えたかったのです。

またいつか、このゲームに挑戦したいです。
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