粋に生きたい(決して洒落ではなくて)入澤です。今回は個人的な名場面からの抜粋です。

町をならず者から救うため、刀を買い戻しに駆け込む浪人・高山左内と質屋主人の会話。
「親父ィ！(二両叩きつけ)まだ刀はあるか？」
「もちろんでございますとも。(刀を取り出し)必ずお越しになられると、お待ち申しておりました(刀を差し出す)」
「ありがたい！(差していた竹光を置いて刀を受け取る)やはり、この重みがたまらんな(鞘から抜き、刀身を見る)」
「勝手ながら、手入れの方も欠かしておりませんから、ご安心を」
「かたじけない！」
「何を申されます。この刀で、何度もお守りいただきました。ご武運を。高山左内様」
(頷き金打、町の方をにらむ左内)

やばいね。こういう場面かなり好き。左内かっこいいんだわ。浪人らしく前髪剃ってなくて髭生えてて。主人も粋だよね。憧れるね。そして何より金打！文字でどれだけ伝わるか分かりませんが、とにかく熱い場面です。