どうも草創です。

今回は「つっぱり大相撲 立身出世編」について語りたいと思います。

本作は相撲アクションゲーム。
張り手、ぶちかまし、各種投げ技を駆使してお互いの体力を奪い合い、相手の体力を０にして技を決めた力士の勝利。
相撲アクションゲームと言っても、実際は格闘ゲームと言った方が良いでしょう。

サブタイトルに立身出世編と題してるだけあって、本作のメインは昇進モード。
プレイヤーが新人力士となって、前頭13枚目から始まります。
勝ち星を伸ばしてレベルを上げていき、横綱になるのが目的です。

但し、当然上に行けば行く程相手力士は強くなります。
上位の力士はアノ有名力士ばかりなのです。
角界の貴公子、貴王子（貴乃花）
南海の大鯨、昔丸（武蔵丸）
怒りの大技、揚物（曙）
暴れん坊、鯉錦（小錦）
天下の大横綱、百代富士（千代の富士）

特に百代富士は恐ろしく強く、他の力士を圧倒出来る位に強くなったとしても、こいつにはあっさり負ける事もしばしばです。

本作はコミカルな作風ですが、その実すこぶる険しい相撲道を体現しています。
横綱になり、百代富士に勝つ為には200戦は経験しなくてはならなく、結構な時間が必要です。

ちなみに、本作には女性力士が登場します。
何故か金髪ロングヘアーで巨乳のアメリカ人女性です。
女人禁制の土俵も外人なら上げ易いという事でしょうか？


「つっぱり大相撲 立身出世編」
1993年 テクモ