入澤です。今回は面白い話ではないので(いつも？)、それでも良いという方だけ御覧ください。



「人間の脳は10%も使われていない」
こんな話を聞いたことがあります。実際はそんなことはないそうですが、限界まで使っているとも思いません。

あなたは自分の人生を全て振り返るのにどれくらいの時間を要しますか？数分で済むようなものではありませんよね。ところが一瞬で思い出せる状況があります。それは死に直面した時、俗に言う走馬灯です。

もちろん私は未経験です。事故にあったことはありますが、気付いたらボンネットの上だったので…経験者の話だと、走馬灯はわずか1～2秒の間に起こるそうです。

何が言いたいか。つまりこの走馬灯、人間が100%脳を使えた時に起こる現象なのではないか、ということです。

自分の一生を一瞬に集約する。つまりその間体感する時間の流れは、普段の何倍も遅いのです。突き詰めると、時間の流れというのは個人差があるんです。脳を「使えてる」人ほど流れが遅く感じるのです。

もちろん自覚はないでしょう。秒針が一周すると一分。それが当たり前と感じているからです。ですが仮に他人の脳を乗っ取る(憑依と言えば分かりやすいでしょうか)ことができれば、ひょっとしたら秒針が遅く、もしくは早く感じるのでは、と思います。


これはあくまで私の戯言です。ですが、もしかしたらあなたの「秒針」と私の「秒針」は違う速さなのかもしれませんね。