4月9日

ギリシャ神話の本を１日読みふける。
僕は、ギリシャ神話をまあまあ知っているつもりだったが、想像以上に奥が深かった。

最も印象的だったのは、ゼウスの叔父にあたる50の頭と100の腕を持つヘカトンケイルと、生まれてすぐに神託と音楽と弓矢の神である事を宣言したアポロンだ。
人間の常識を遥かに逸脱していて、さすが神だなと思った。

他にも、ゼウスが頭が痛いから斧で頭を割ったら、中からアテナが飛び出して誕生したり、ポセイドンやハデス等ゼウスの兄達が、生まれてすぐに父親のクロノスに飲み込まれた為、一人無事だったゼウスが後に吐き出させた所、そこが彼らの誕生した瞬間とされ、弟から順番に吐き出されたので、兄弟の順番が逆転し、結局ゼウスが一番の兄になってしまったりと、常識なんてかすりもしないエピソードが目白押しだった。
まだ、本は半分も読んでいないのに、この激しさ。
後が楽しみだ。