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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「フロントミッション」について語りたいと思います。

「フロントミッション」は何度もリメイクされて再販される程、根強い人気を誇るシミュレーションRPGです。
本作を皮切りに続編も多数発表されています。

バンツァーと呼ばれるロボットに乗り込み、リアルに戦争に参加していきます。
バンツァーの細かな組み立ても、全て自分の手で行います。
腕、足、胴体、銃火器の重量を計算した上で、オリジナルのバンツァーを造り上げるのです。
それらはフロントミッションシリーズを通しての一貫された特徴です。


主人公ロイドは傭兵です。
ハフマン島という2つの勢力が凌ぎを削り合う紛争地域で、傭兵としてOCU軍を勝利に導く事が目的です。

しかし、ロイドにはもう1つ大きな目的があります。
婚約者カレンを葬ったバンツァーを行く先々で捜す事です。
実はオープニングでOCU軍に所属していたロイドとカレンですが、偵察中に襲撃を受けてカレンが殺られてしまうのです。
その後、軍を退役して堕落した生活を送っていたロイドは、再びOCU軍に雇われ傭兵稼業に身を費やす事になるのです。

そして、ゲームを進めていく内に、カレンが実は生きているらしい情報を得るのですが・・・

本作はヒロイン、カレンや一部のキャラクターが非情な扱いを受けているのもまた特徴なのです。

ゲーム終盤でロイドはあるコンピューターを手に入れます。
コンピューターの名前は「カレンデバイス」。
そう、これはカレンの脳で造った生体コンピューターなのです。
当然カレンはとっくに死んでいます。
それでもコンピューターにカレンの意識が残っているのかと思えば、そういう訳でもありません。
カレンデバイスは只のアイテムです。

凄くむなしい気持ちになりますが、他にも酷い扱いを受けているキャラクターがいるので若干納得は出来ます。

敵の精鋭部隊「地獄の壁」は6人いて、全員が説明書に掲載される程の敵主要キャラクター達です。

それなのに、彼らは中盤の1面に全員登場し、その場で全員死んで2度と登場しません。
隊長がその後1度だけ登場しますが、やはりその場で死にます。
ゲーム中「それでも、もう一度出て来るんだろ」という願いも遂に叶いませんでした。

それでも「フロントミッション」は本作が私は1番好きです。
ゲームテンポが良いですし、なんだかんだ言って先程の地獄の壁は結構気に入っています。


「フロントミッション」
1995年 スクウェア
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