忍者ブログ
お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
[208] [207] [206] [205] [204] [203] [202] [201] [200] [199] [198]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どうも草創です。

今回は「エルナード」について語りたいと思います。

「エルナード」はRPGです。

最初に主人公を7人のキャラクターから選ぶ事になります。
しかし、そのキャラクターは人間とは限りません。
エルフやドワーフはもちろん、悪魔やロボット、エイリアンなんてのもいます。

彼等の目的は神の子と謡われる賢者、シーダに命じられた7つのアークを探し出す事です。

7人のキャラクターはシーダの弟子です。
5年間の修業に耐えた末に、課せられた試練こそがアーク探索なのです。
5年間連れ添った仲間が7人もいるのだから、さぞやアーク探索がはかどるだろう、と思われる方もいるかも知れません。

しかしながら、実際には彼等は口も聞きません。
強引に話し掛けても全くの赤の他人の様であり、5年間同じ師匠の元で修業していた雰囲気が一切見られないのです。

確かに、アークを全て集めると偉大な力が手に入るらしいのですが、全てのキャラクターがその力を狙っている訳ではありません。
にも関わらず、冷めた人間関係です。

そうです。この作品の特徴は主人公を含むキャラクター達に、一切の人間味が感じられない所にあります。

旅の途中で彼等から1人を選び、仲間にする事は可能です。
7人いるにも関わらず、1人だけですが可能です。
故に、他にも途中で最初の7人以外のキャラクターが仲間に加わるのかと思いきや、そういう訳でもありません。
最後まで最大2人のパーティーです。

しかも、「私はコイツとコイツ嫌」みたいな相性が設定されていて、仲間に出来るキャラクターが制限されているのです。
相性が良く無いと旅の途中で逃げたりします。

では残りのキャラクターは?と言うと、全員敵です。
アークを他人に渡したく無いキャラクターは、旅の途中で襲ってきたりします。
しかし、それはこちらも一緒の様で、他のキャラクターがアークを手に入れると、戦闘で倒して奪います。

最終的に主人公はアークを全て集めます。
すると、シーダが出てきてアークを奪い取ります。

実はシーダは魔王に体を乗っ取られていたのです。
そして、アークは魔王の封じられた力を解放するために必要な物だったのです。


信じるものは全てが虚像、それが「エルナード」です。
その反骨さは逆にカッコイイとさえ思えます。


「エルナード」
1993年 ゲームプラン21
PR
この記事にコメントする
NAME
TITLE
COLOR
MAIL ADDRESS
URL
COMMENT
PASSWORD
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ[PR]