お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。
元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。
今回は「くにおくんのドッジボールだよ全員集合!」について語りたいと思います。
本作はドッジボール風アクションゲーム。
大人気くにおくんシリーズのファミコン版「熱血高校ドッジボール部」の続編。
普通のドッジボールとは違い、ボールに当たってもコート外に出るわけでは無く、相手の体力が0になるまでボールをぶつけ合うというのが、くにおくんドッジボールの特徴。
本作は全員集合というだけあって、歴代のくにおくんに登場したキャラクターが大幅に増えた。
チームやアイテム等が新しく増え、フォーメーションや細かいルールを設定する事が可能になった。
しかし、悲しいかな全体としてはよく分からない感じになっている。
1 普通に対戦等のプレイをすると、くにおくんのキャラクターが一切登場しない。
2 故に、チームを作る所から始まるのだが、メンバーリストにはかつて各高校の代表として凌ぎを削りあったメンバーが最初からごちゃまぜで揃っている為に、メンバーを選ぶ情緒が全くない。
各々にはキャラクター性があったのに、会話もプロフィールもくくりも何も無いので、ただそこに知っているキャラクターがいるだけとなる。
3 本作では細かいルール設定が出来るのだが、「誰か一人にヒットすると勝ち」を筆頭に、全く面白味のないルール設定ばかり。
4 基本的な設定が不明。
前作はくにおくん率いる熱血高校が、ライバルの花園高校に勝利して日本代表権を獲得し、世界大会に出場して各国の代表と闘っていくという内容だったが、本作は世界大会という設定こそ同じものの、自分の作ったくにおくんチームとは別に、既に日本代表が存在している。
故に、どういう出場の仕方をしているのかが分からない。
5 どういう世界大会なのかが不明。
各国のチームから闘いたいチームを選んで何度でも闘う事が出来る為、既に大会の体が崩壊している。
6 クリア条件は一通りのチームを倒す事なのだが、好きなチームから闘いたいチームを選んで何度でも闘う事が出来る為、クリアしてみるまでクリア条件が良く分からない。
7 本作では試合を終えると各々に経験値とお金が入る。
レベルを上げ、ショップにある装備品等の各種アイテムを買って、チームを強くする事が出来る。
成長要素があるとゲームに深みが増す為、このシステム自体は悪く無いのだが、中には「すてーたすMAX」というアイテムがある。
このアイテムを使うとキャラクターのレベルがMAXの99になる。
全ての敵チーム、最後のボスチームをも、たった一人でボコボコに出来る位強くなる。
これによってゲームバランスはおろか、成長システムも崩壊する結果となっている。
色々ありますが、特に7は致命的です。
あの為に、全てが崩壊しきって、本当に何にも無い作品と化している。
本当に何にもない。
強いて言うならば、それが本作最大の特徴です。
対戦をするなどして忘れるしかありません。
評価
「くにおくんのドッジボールだよ全員集合!」
1993年 テクノスジャパン
今回は「くにおくんのドッジボールだよ全員集合!」について語りたいと思います。
本作はドッジボール風アクションゲーム。
大人気くにおくんシリーズのファミコン版「熱血高校ドッジボール部」の続編。
普通のドッジボールとは違い、ボールに当たってもコート外に出るわけでは無く、相手の体力が0になるまでボールをぶつけ合うというのが、くにおくんドッジボールの特徴。
本作は全員集合というだけあって、歴代のくにおくんに登場したキャラクターが大幅に増えた。
チームやアイテム等が新しく増え、フォーメーションや細かいルールを設定する事が可能になった。
しかし、悲しいかな全体としてはよく分からない感じになっている。
1 普通に対戦等のプレイをすると、くにおくんのキャラクターが一切登場しない。
2 故に、チームを作る所から始まるのだが、メンバーリストにはかつて各高校の代表として凌ぎを削りあったメンバーが最初からごちゃまぜで揃っている為に、メンバーを選ぶ情緒が全くない。
各々にはキャラクター性があったのに、会話もプロフィールもくくりも何も無いので、ただそこに知っているキャラクターがいるだけとなる。
3 本作では細かいルール設定が出来るのだが、「誰か一人にヒットすると勝ち」を筆頭に、全く面白味のないルール設定ばかり。
4 基本的な設定が不明。
前作はくにおくん率いる熱血高校が、ライバルの花園高校に勝利して日本代表権を獲得し、世界大会に出場して各国の代表と闘っていくという内容だったが、本作は世界大会という設定こそ同じものの、自分の作ったくにおくんチームとは別に、既に日本代表が存在している。
故に、どういう出場の仕方をしているのかが分からない。
5 どういう世界大会なのかが不明。
各国のチームから闘いたいチームを選んで何度でも闘う事が出来る為、既に大会の体が崩壊している。
6 クリア条件は一通りのチームを倒す事なのだが、好きなチームから闘いたいチームを選んで何度でも闘う事が出来る為、クリアしてみるまでクリア条件が良く分からない。
7 本作では試合を終えると各々に経験値とお金が入る。
レベルを上げ、ショップにある装備品等の各種アイテムを買って、チームを強くする事が出来る。
成長要素があるとゲームに深みが増す為、このシステム自体は悪く無いのだが、中には「すてーたすMAX」というアイテムがある。
このアイテムを使うとキャラクターのレベルがMAXの99になる。
全ての敵チーム、最後のボスチームをも、たった一人でボコボコに出来る位強くなる。
これによってゲームバランスはおろか、成長システムも崩壊する結果となっている。
色々ありますが、特に7は致命的です。
あの為に、全てが崩壊しきって、本当に何にも無い作品と化している。
本当に何にもない。
強いて言うならば、それが本作最大の特徴です。
対戦をするなどして忘れるしかありません。
評価
「くにおくんのドッジボールだよ全員集合!」
1993年 テクノスジャパン
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