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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「ブランディッシュ」について語りたいと思います。

本作はダンジョン探索型のアクションRPG。
「トルネコの大冒険」風の画面にアクションの要素が詰まった作品。

パッケージに一人デカデカと登場する、露出度の高いコスチュームを身に纏ったブロンド美女。
彼女が本作の主人公かと思えば、実はそうではありません。
彼女の名はドーラ・ドロン。
師匠の仇を討つべく、主人公アレスの命を付け狙う魔法使いです。
ただ、アレスがドーラの師匠の命を本当に奪ったかどうかは明らかになっていません。
何故なら、劇中アレスは一言も喋らない為です。
無言実行の言葉そのままに、一切を口では無く、剣の力と行動した結果で示す、恐ろしくクールな剣士です。
それでいて、多額の賞金が掛った賞金首である上に、ゲーム中にその顔を確認する事が出来ないミステリアスなキャラクターです。
何度もドーラに詰め寄られるアレスですが、アレスはドーラに一切申し開きをしませんし、決してドーラに危害を加える事もありません。
むしろドーラがピンチの際には無言で助けを出したりする所から、悪漢では無い事が伺えます。
強い、無口、ミステリアスとカッコイイ男の象徴の様な主人公がアレスなのです。

本作はアレスがドーラに攻撃され、2人で地下迷宮に落ちていく所から始まります。
地下迷宮は、実は呪われて1000年もの間地中に沈められていた王国で、モンスターがはびこり、今だ迷い込んで脱出した人間はいないのです。
そこから脱出するのが主人公アレスの目的です。

謎解きが豊富で敵が中々強く、常にダンジョンなので限られたアイテムを有効に使わなければなりません。
非常にストイックな作品です。
厳しい状況ではありますが、たまに現れるドーラが華を添えてくれたりもします。
決してプレイヤーを飽きさせる事はありません。

本作は地味ではありますが、スーパーファミコン屈指の名作アクションRPGです。
この作品を初めてプレイした時、「メジャーでは無いのに、こんなに面白いアクションRPGが存在したんだ」と宝物を見つけた様な気持ちになったものです。


「ブランディッシュ」
1994年 光栄
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