夜９時、ふと思い立ち下北沢へ出掛ける。
特にやる事もなく帰ろうとしていた所、路上で物販をしていたので覗いてみると、スーパーファミコンソフトがあった。
そして、信じられない事に、レアなゲームが全て50円という破格の値で売られていたのだ。
これは奇跡としか言い様がなかった。
まんだらけで買ったら、軽く一万円はするものも含まれている。
夜にこの様な路上販売があり、尚且つスーパーファミコンソフトが置いてあり、しかもそれがレアなソフトであり、そしてそこに立ち会えるとは、これは全く有り得ない事だ。
ソフトを三点、通常一万五千円はくだらないであろうものを計150円で購入。

ふと気になったのだが、物販のにいちゃんは、この値段を知っているのだろうか。
ソフトのラインナップを見ても決して一般的な感じはなかった。
ここまでコアなゲーム揃いだと、ソフトのプレミア度を知っていても、おかしくなさそうなのだが。
色々聞いてみたかったが、もしにいちゃんが値段を知って、急にふっかけられたら嫌なので、ソッとしておいた。

本当に特をした１日だった。