携帯電話を拾った。
これをキッカケに落とし主の女の子と出会いとかがあるかもと思ったが、落とし主は男だった。
残念だったが、どうにかしなきゃと悩んでいた所に電話がきたので、これに出たら落とし主の彼女からだった。
ここもやはり何かを期待したが、近くの交番に届ける様に言われて、アッサリ終わる。
少しの疲労感と結構な気疲れを味わう。
基本的に電話が苦手なのに、見ず知らずの人と話すのはキツイ。
一時間位の短時間に、電話は５件位あった。
さすがに出られない。
僕の着信は週に２件程だから、更に微妙なカルチャーショックをも受ける。
確実に落とし主に電話は渡った筈だが、特にお礼の電話もなかった。
まぁこんなものかと、世間を少し感じた１日だった。