どうも草創です。

今回は「デザエモン」について語りたいと思います。

「デザエモン」は縦スクロールのシューティングゲームを、自分で作って遊べる異色の作品です。

敵キャラクターのデザインはもちろん、音楽やタイトル画面のエディットも可能です。

また、敵キャラクターはデザインの他にも、攻撃パターンや撃ってくる玉の数、耐久力を設定する事が出来るのです。

恐らく、この作品の経験者なら誰もが試した事と思いますが、細かい敵キャラ設定を利用して究極難度のゲームを作成する事も出来ます。

シューティングゲームにお決まりのド頭に登場するザコ群が、自分で描いた貧相なグラフィックのくせに、中ボス並の耐久力を備えつつ画面を埋め尽す程玉を撃って来るのです。
下手をすると、玉が多すぎて一切身動きがとれなくなるので、想像以上の高難度となります。
１面のボスに辿り着いただけで奇跡と思われる位です。

私はクリア不能だと感じましたが、シューティングゲームの熟練者はそうでも無いかも知れません。

熟練者はこの難度であってもそれを攻略し、より高みに昇る為に更なる難度を追求し、またそれを攻略し、更なる高みに昇る為に難度を上げ・・・と研鑽を重ねているのでしょう。

そう考えると私の様な未熟者が、安易に「デザエモン」を捉えていた事に恥ずかしく思います。
ストイックなシューティング道は奥が深くてなりません。


「デザエモン」
1994年 アテナ