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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「天外魔境ZERO」について語りたいと思います。

「天外魔境ZERO」は大ヒットRPG、天外魔境シリーズで唯一のスーパーファミコンソフトです。

グラフィックは綺麗でキャラクターも豊富です。
また、天外魔境シリーズは毎回アイディアが数多く盛り込まれています。

しかし、今回は画期的な新機能を導入したせいか、その豊富なアイディアが何か変な方向に走り出しています。

本作はPLGSという新機能を採用しています。
この機能はゲームを始める際に設定した年月日、曜日、時刻がゲーム中はおろか、電源を切った後も時を刻み続けるという画期的な物です。

この機能によってクリスマスにはクリスマスイベントが、プレイヤーの誕生日にはお祝いが、特定の日にはゲーム内でお祭りが開かれます。
これらはPLGSを活かしたイベントと言えますが、中にはPLGSが仇となっているイベントがあるのです。

町には卵屋というのがあります。
これは大きな卵を買って孵化させ、ペットとして育てるイベントです。

しかし、ペットは定期的に餌を与えないと死亡してしまいます。
電源を切っても時が流れる為に、毎日の様に餌を与えなければいけません。
故に、たまに電源付けると、お店に腐った死骸が転がっているのです。
結構面倒な上に死なれるので、割と不快感が残ってしまいます。

また、出会い茶屋システムというのがあります。
出会い茶屋システムとは女の子に貢ぎ物を差し出し好感度を上げ、家を買って同棲をするという物です。
同棲相手の女の子は複数いて、冒険の先々で女の子を囲うのです。

電源を切っても時が流れる為に、毎日女の子を構ってあげなければ別れ話になったりしますし、貢ぎ物を持って帰らなければ嫌われたりもします。

このシステムに至っては面倒なだけで無く、真面目な主人公にも傷を負わせています。
主人公は恐らく10代前半なのに、開発者側は何故この様な事をさせたのでしょうか?

新機能は変な事になっていますが、アイディアは本当に豊富です。
プレイヤーを飽きさせ無い逸品です。


「天外魔境ZERO」
1995年 ハドソン
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