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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「イーハトーヴォ物語」について語りたいと思います。

本作はアドベンチャーゲーム。
「私」という主人公が宮沢賢治の世界「イーハトーヴォ」を旅する物語。
美しくも素朴な音楽と童話の様な世界でイーハトーヴォを綴っていく、非常に感覚をくすぐる作品。

ふとイーハトーヴォ駅に降り立った主人公が、好奇心から宮沢賢治の7つの手帳を探し始める。
物語は全部で9つの章に分かれていて、各章に手帳が存在する。
各章は宮沢賢治の代表的な作品を題材にしているのが特徴。
1 貝の火
2 カイロ団長
3 虔十公園林
4 土神と狐
5 グスコーブドリの伝記
6 オツベルと象
7 セロ弾きのゴーシュ
8 雪渡り
9 銀河鉄道の夜

これらの作品の世界を主人公は旅する。
但し、「注文の多い料理店」や「風の又三郎」等の有名作品がエントリーされていない事は少し意外。
また最終的には、何故か主人公が宮沢賢治と死出の旅に出たりもする。
凄く意外な展開が待っている。

しかし、そうであっても本当に美しい作品なので、クリアすると宮沢賢治の作品を全て読み返したくなる。
オープニングデモから非常に綺麗。
何気無いワンシーン一つでプレイヤーの涙を誘います。
この演出力と共に、宮沢賢治の世界をゲームで描ききる異色のコンセプトに傾倒します。


評価 ☆

「イーハトーヴォ物語」
1993年 ヘクト
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