お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。
元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。
今回は「火の皇子 ヤマトタケル」について語りたいと思います。
本作はRPG。
約1500年前の日本、大和時代を舞台にした作品。
ゲームとしては非常にシンプル。
神獣を召喚してパーティーに加える「従魔システム」や星座の位置によってキャラクターの強さが変化する「星座システム」等のギミックもあるのだが、そこの主張は抑えめの一般的なRPGとなっている。
但し、外側は一般的かも知れないが、本作は中身のストーリーで勝負している。
本作では太陽神アマテラスを信奉する大和朝廷と、月読神の影響で大和朝廷に反旗を翻した出雲タケルや熊襲タケルとの戦いを描いている。
序盤ではヤマトタケルが出雲タケルや熊襲タケルを討伐していく。
しかし、後半からストーリーは一変し、本作のテーマが歴史的な事よりも、人と人との愛に主軸を置いている事に気付かされる。
出雲を訪れた際に、ヤマトタケルは弟橘(オトタチバナ)という巫女と出会う。
パーティーの一員として、弟橘はヤマトタケルの闘いの旅に同行するのだが、旅が進むにつれ、徐々に二人の距離が縮まっていく。
しかし、後半に差し掛かった折に、弟橘はヤマトタケルの身代わりとなって、唐突に死んでしまう。
そして、その後しばらくは、ヤマトタケルが心身喪失状態で常に戦闘不能となってしまう。
主人公がヒロインの死によって戦闘不能になるなど、この時点で中々ない事。
更に、心身喪失状態のヤマトタケルは、敵の罠に陥って絶体絶命の危機に遭う。
しかし、それを救ったのは死んだ弟橘だった。
彼女は亡霊となってまで現れ、ヤマトタケルの危機を救いに来た。
そして、これを機にヤマトタケルが復活し、話がうって変わって、ヤマトタケルは弟橘に会いに、禁を犯して黄泉の国へ旅立つ。
最終的に弟橘が蘇って話は完結する。
終わってみると、本作はヤマトタケルが全てを投げ出して想いを貫くストーリーとなっている。
ここまでやられると、恋愛ストーリーに疎い自分でも心打たれてなりません。
恋愛と言うより、本当に一途な気持ちを見せてくれた為に、抵抗感が一切無いのかも知れません。
これは貴重な作品です。
評価 ☆
「火の皇子 ヤマトタケル」
1995年 東宝
今回は「火の皇子 ヤマトタケル」について語りたいと思います。
本作はRPG。
約1500年前の日本、大和時代を舞台にした作品。
ゲームとしては非常にシンプル。
神獣を召喚してパーティーに加える「従魔システム」や星座の位置によってキャラクターの強さが変化する「星座システム」等のギミックもあるのだが、そこの主張は抑えめの一般的なRPGとなっている。
但し、外側は一般的かも知れないが、本作は中身のストーリーで勝負している。
本作では太陽神アマテラスを信奉する大和朝廷と、月読神の影響で大和朝廷に反旗を翻した出雲タケルや熊襲タケルとの戦いを描いている。
序盤ではヤマトタケルが出雲タケルや熊襲タケルを討伐していく。
しかし、後半からストーリーは一変し、本作のテーマが歴史的な事よりも、人と人との愛に主軸を置いている事に気付かされる。
出雲を訪れた際に、ヤマトタケルは弟橘(オトタチバナ)という巫女と出会う。
パーティーの一員として、弟橘はヤマトタケルの闘いの旅に同行するのだが、旅が進むにつれ、徐々に二人の距離が縮まっていく。
しかし、後半に差し掛かった折に、弟橘はヤマトタケルの身代わりとなって、唐突に死んでしまう。
そして、その後しばらくは、ヤマトタケルが心身喪失状態で常に戦闘不能となってしまう。
主人公がヒロインの死によって戦闘不能になるなど、この時点で中々ない事。
更に、心身喪失状態のヤマトタケルは、敵の罠に陥って絶体絶命の危機に遭う。
しかし、それを救ったのは死んだ弟橘だった。
彼女は亡霊となってまで現れ、ヤマトタケルの危機を救いに来た。
そして、これを機にヤマトタケルが復活し、話がうって変わって、ヤマトタケルは弟橘に会いに、禁を犯して黄泉の国へ旅立つ。
最終的に弟橘が蘇って話は完結する。
終わってみると、本作はヤマトタケルが全てを投げ出して想いを貫くストーリーとなっている。
ここまでやられると、恋愛ストーリーに疎い自分でも心打たれてなりません。
恋愛と言うより、本当に一途な気持ちを見せてくれた為に、抵抗感が一切無いのかも知れません。
これは貴重な作品です。
評価 ☆
「火の皇子 ヤマトタケル」
1995年 東宝
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