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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「ファイナルファイト」について語りたいと思います。

本作は格闘アクションゲーム。
アーケードで人気を博した横スクロール格闘アクションの決定版。

本作の舞台は超犯罪都市メトロシティ。
平和も秩序も無く、あるのは暴力と死だけだと言われている。
そして、そこに巣くうのは巨大暴力集団マッドギア。
元ストリートファイターでもある市長マイク・ハガーはマッドギア壊滅に尽力するが、ある日ハガーの元にマッドギアから一本の電話が掛ってくる。
その内容は娘ジェシカを誘拐したという卑劣なもの。
更に「これ以上警察を介入させると娘の命は無い」と宣告してくる。
「ファイナルファイト」は警察が手出し出来ない為に、市長ハガーとジェシカの恋人コーディーがマッドギアを自らで潰しに行くお話。
2人は丸腰な上に、敵のアジトまで歩いて移動する。
途中で全ての窓ガラスが叩き割られ、マッドギアしか乗り合わせていない無理のある地下鉄に乗りあわせる事はあるのだが・・・
ストーリーや演出に不自然な点は多々あるが、本作の凄い所はそれをアクションの力で全てをプラスに変えている所。
プレイヤーの指を破壊する程の激闘が、何もかも成立させてしまう。
後に残るのはそんな状況を克服したという自負心と激闘を終えた爽快感だけとなる。
本作は格闘の重厚さもテンポもゲームバランスも優れた凄まじい名作。
やはり、最高の横スクロール格闘アクションゲームは本作に間違い無い。

ちなみに、自分はコーディーが格闘ゲーム史上最強だと考えています。
コーディーは恐ろしい速さで非常に美しいジャブを打ち、その後にジャブ、ブロー、アッパーと綺麗に打ち込みます。
更に蹴りを使え、一瞬で大男を投げ飛ばす技術を持っている上にナイフの達人です。
しかも、右向きの際には左でジャブを打ち、左向きの際には右でジャブを打ちます。
両者とも構えも使う腕も違いますが、同じクオリティでジャブを打つ事が出来るのです。
ただ、これはゲームでは当たり前の話しかも知れません。
しかし、あれだけクオリティの高いジャブを打つ事が出来ているという点が重要です。
尚且つ蹴りや投げ、ナイフまで使えるという点も外せません。
あれだけの多彩な技術を身に付けているのに、構えをスイッチしても正確なジャブを打つというのは、地味に感じるかも知れませんが前人未到の技術なのです。
しかも、それをまさか集団相手に使いこなせるとは・・・

コーディーはエンディングで言いました。
「俺は普通には生きられない男だ」と。
その後の彼がジェシカと破局し、闘いに身を置き過ぎた為に刑務所行きとなるのも非常に納得です。

彼は強すぎた・・・


評価 ☆☆☆

「ファイナルファイト」
1990年 カプコン
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