1月17日

テレビで将棋のNHK杯を観る。
羽生さんと先崎さんの対局だった。
僕は将棋はまあまあ好きで、羽生善治は本来はイチローと並び称されてもオカシクない程の人物なのではないかと、何となく思っている。

この番組は、将棋以外にも多々見るべき所があった。
画面左端にうつ向いた羽生さんの頭がプラプラ見切れていて、画面右に考え込む先崎さんという映像が、一分程流されたりする。
両者は無言。
他なら完全に放送事故だが、この番組では問題ない。
不謹慎ながら、流石に笑えてしまう。

そして、対局が終わると今度は二人のユルイ感想戦が始まる。
お笑いだったら「楽屋でやれよ」位のツッコミが入りそうな雰囲気で、二人が何喋ってるかも、マイクが拾えきれず聞こえない。
革命的な映像だ。

将棋も凄かったし、勉強にもなった。
新しいお笑いのヒントは、こういう所にありそうだ。