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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも、くさわけです。

今回は「ニチブツアーケードクラシックス」について語りたいと思います。

本作はシューティングゲーム+アクションゲーム。
一世を風靡した3つのアーケードゲームが収録されている。

テラクレスタ

「ギャラガ」型のシンプルなシューティングゲームで、合体により自機の使い勝手が変わるのが特徴。

フリスキートム

複雑に繋がった水道管をネズミに外されるのを防ぎながら、一定時間水を供給し続けるパズル要素の強いアクションゲーム。

クレイジークライマー

クライマーが高層ビルの外壁を素手で登り、頂上を目指す事を目的としたストイックなアクションゲーム。

テラクレスタとフリスキートムは、各面の構造が共通な上に、こちらの行動パターンが限定されてしまい、かなり単調な作品となっている。
但し、クレイジークライマーについては、他の2作品とは趣きが異なる。
一見他の2作品の様に単調な作品にも思われるが、操作性がかなり複雑な為、まずは操作性に馴れる事から始まる。
ボタンと十字キーに、足の動きや腕の動き、窓枠を掴む動作や体を引っ張り上げる動作が割り当てられていて、単にビルを登るという行為を、恐ろしく複雑で奥の深いものとしている。
この敷居の高さが良い。
更に、高層ビルは100階にも及ぶ、異常な高さのものばかりで、窓からは意地悪な人が次々と鉢植えを投下してくる。
ビルの途中では巨大な鳥が大量の糞で迎撃してきたり、巨大なゴリラが待ち構えて拳を降り下ろしてきたりする、イカレた仕掛けが用意されている。
しかも、最初はベタに鉢植えを投下してきた人も、2面以降は当たり前の様に鉄筋や金槌を投下してきたりする。
その仕掛けの数々は、プレイヤーを全く飽きさせる事はない。

クレイジークライマーは、コンセプトのストイックさ、操作性の奥深さ、仕掛けられたワナの演出力が抜群。
当時の作品を完全に移植していて、新しいゲームモードなど何も用意していない、トガッた雰囲気も良い感じ。




「ニチブツアーケードクラシックス」
1995.5.26
日本物産
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