どうも草創です。

今回は「ロマンシング・サガ３」について語りたいと思います。

本作はRPG。
イベント発生の順序が決まっていないフリーシナリオは健在。
主人公は１同様に男女８人の中から選ぶのだが、ゲームシステムは２に近い、両者の特性を持った作品と言える。

しかし、キャラクターの内４人は同じ村の村人で、内３人は同じ城に住む身内同然の間柄。
シナリオも各キャラ共通のものばかりで、各々のキャラクター性の薄さも手伝って、８人のシナリオはかなり被っている。
シナリオもキャラクターもほとんど印象はない。

但し、本作にはシナリオに全く影響を与えないサイドゲームがある。
戦争の指揮を執る「マスコンバット」や企業を買収して自社を大きくする「トレード」がこれに当たる。
これが結構楽しめる為に、がっつりハマってしまう事うけあいなのだが、相当な時間を消費するので、本作は最終的に何のゲームなのか良く分からん様になる傾向がある。

確かにサイドゲームは面白いのだが、シナリオがそこに負けてしまってはイカン。


評価 ☆

「ロマンシング・サガ３」
1995年 スクウェア