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お笑い芸人くさわけしんたろうのブログです。 元々はニート軍団ブログでした。
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どうも草創です。

今回は「モンスターメーカーキッズ 王様になりたい」について語りたいと思います。

「モンスターメーカーキッズ」はRPGの要素を取り入れたボードゲームです。

モンスターメーカーシリーズから20のキャラクターが登場します。
プレイヤーは2人を選んで王様から出される様々なミッションをこなしていきます。
モンスター退治や名声集め等です。
ミッションをクリアしたプレイヤーは褒美に領地を貰えます。
一定期間内で最も領地を手に入れたプレイヤーの勝利です。

ボードゲームといってもモンスターメーカーだけに、愛嬌のあるキャラクターがウリの作品です。
領地を手に入れた際はそこに領主を設定するのですが、領主もモンスターメーカーシリーズに登場した愛嬌あるキャラクターから選べます。

キャラクターを含め、マップやイベントも愛嬌のある可愛らし気な雰囲気ですが、何故かそんな世界観を自ら傷付ける要素を入れているのも事実です。

ギルドというマスがあります。
ここに止まると様々な妨害工作が可能なのですが、その中に「暗殺」という項目があります。
暗殺を実行すると、殺し屋が相手の領主の所へ行き、バスッという音と共に「領主を暗殺しました」というメッセージが流れ、愛嬌のあるキャラクターがあっさりと殺されてしまいます。
作風に似つかわないブラックなイベントです。

また、稀に酔っ払った親父が寄って来ます。
親父はキャラクターの横で生々しくゲロを吐きます。
そして、そのゲロはゲロスライムとなりプレイヤーに付きまとって、ゲロでダメージを与える等の嫌がらせをしてくるのです。
このイベントに至っては支離滅裂な上に下ネタです。
そのチャレンジ精神には敬服しますが。

ちなみに本作はモンスターメーカーシリーズ最後の作品です。


「モンスターメーカーキッズ 王様になりたい」
1994年 ソフエル
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